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ER体験記その2

2009年09月01日 15:51

ER体験記の続きです。

Urgent Careの先生はインド人の男の先生。以前、のんちゃんの妊娠の時、初診がインド人の男の先生で、訛りがありすぎてお互いの英語が通じず、適当に診断されたためインド人の男の先生にはちょっとした不信感を持ってます。(←超偏見。)

Urgent Careの先生は、下痢に関しては何の処置もしなくて、乳腺炎用の新しい抗生物質を処方。あげくのはてには「乳腺炎を起こしている方の授乳はやめて、搾乳してください。」と言われました。

そんなことしたら、ますます乳腺炎が悪化するのに、その発言プラス下痢止めを出してくれなかったので、さらに不信感がつのり、その先生から処方してもらった抗生物質はあえて服用しませんでした。
(結果、その選択は正しかったのですけどね!)

抗生物質の服用をやめたら下痢もとまるし・・とひたすら我慢していたのですが、止まる気配も全くなし。そして、夜になり、全く食べれなくなりました。お水飲むのさえ、ものすごくしんどくなり、「お水ってどうやって飲むんだっけ?」と考えるほどつらい作業に。

明け方3時には、下からも上からも出るものは出てしまったようで、血しかでなくなり、熱も高くなる一方。それでも、乳腺炎を治すために、ちゃんと授乳をし続けたので、さらに水分不足。

朝にはベットで意識朦朧な状態でした。 「これはなんとかしないとマジやばい・・」となんか危機みたいなものを感じました。顔色も青を通り過ぎて土色な状態でベットで苦痛を我慢していました。

そこに優雅に7時過ぎに起床したオットが登場し、一言。


「ねえ、今日、仕事休んだほうがいいかな?」



!!!



いやあ、KYな発言が多いオットだけど、ここまでKYだったとは・・。

この男は、私が戦場で撃たれて血を流していても「助けをもとめたほうがいい?」と聞いてくるな・・。


と、心の中でオットのKYさに驚愕するも、口に出すほど元気もなく、ただただうなずくだけでした。

そして、ERへ。

ERへ行ける・・・となったら、もうあとは助かるのみ・・と安堵したんでしょうか。相変わらず10分間隔の下痢に襲われながらも、頑張って歩きました。

ERの駐車場へ入る際には、ちょうど上から救命ヘリが降下しているのを目撃し、「おおっ、なんかドラマみたいだ・・・。」と、初ERに少し興奮気味に。

ERの正面玄関は普通の受付で、その右横にブースがいくつか分かれていました。左横はオペ室。オペ室はドラマのERや緊急医療救命にでてくるような感じでした。
下痢の痛みの波の合い間には、少し余裕もでてきて、

「おおっ、カーター先生みたいな人、登場・・!かなあ・・。それとも新藤先生(江口洋介)かしら?」

と、ちょっと浮かれポンチ気味に。

しばらくして名前が呼ばれ、ブースに行くと、青い医療服を着た看護士登場。

がれっじせーるのゴリ似。

看護師をみて、再び腹痛に襲われ始める私。(←失礼なヤツ。)
熱や症状を看護師がカルテに書きとめたあと、受付へ回され、誓約書にサインをしました。
(医療ミスとかで裁判沙汰になるのを避けるため、初診の際は誓約書にサインをします。)

その後、いよいよERの治療室へ。

看護婦さんが来て、熱、血圧、症状などを聞き、その後、採血をしました。
さすがERの看護婦さんだけあってか、すっごい採血早いの。1分以内に4本採血し終わってました。
今回も検便をしたのですが、もう便はなく血しか出てない状態。看護婦さんに「大丈夫?出血がすごいから、めまいがしたらすぐ言ってね。」と言われました。

先生が来る前に、脱水症状がひどかったので、点滴を始めました。
点滴が始まって10分頃・・・虹男くん、お腹すき起床。点滴しながら授乳。

ERで脱水症状のため点滴しながらも授乳するアジア人。

↑ねんねこ着ながらサンタモニカビーチを歩いた経験に次、新たな伝説となるだろうか・・。(ナラネーヨ


そうこうしているうちに、さっそうと先生登場!(ここスローモーションね。)
カートラッセルをもう少しインテリっぽくした感じの素敵先生。声がこれまた澄んでいてかっこいいのよ。

虹男くんを抱っこしながら、そばにいるKYなオットをよそに、母はもう目が
問診の時もそうだけど、お腹の痛いところをチェックする際も、とっても優しくてジェントルマンで、
「ER,サイコー。バンザイ。」と、もう浮かれポンチもいいところだったんだけどね・・・。


先生が、

「ごんぐりさんは、痔になっている?出産時になっているかもしれないし、痔のせいで出血しているかもしれないから、ちょっと確認するね。」

と、うつぶせになるように言われました。



ヒーーーーーーーーッ!!!


人生で初めて人様に肛門をみせることになるとは・・。しかもハンサムERドクター。
あれって、すっごい屈辱ですな。 ドクターがかっこよすぎるから、さらに屈辱倍増。
産婦人科の内診も恥ずかしいけど、それ以上に恥ずかしかった。あれはもう二度とやりたくないわ。

結局、痔ではなく、やはり腸から出血していました。

先生は、「昨日の検便は陰性だったんだけどね、僕は偽膜性胃炎を起こしていると思うんだ。 ほら、今日の検便も明らかに血便で、これは偽膜性胃炎の症状だからね。今日の検便をラボにまわしておくよ。」と、クリアーケースに入った血便を見せてくれました。

肛門検査しただけでなく、血便までみられてるし・・。(KYなオットもみてるし・・。) 淡い思いは脆くも崩れていきましたよ。トホホ。

そしてその後、血液検査の結果待ちや、ERドクターが産婦人科医や胃腸肛門科医といろいろ掛け合ってくれたりして、計4時間ERにいました。日本だったら血便止まるまで(3~4日かかる)入院だそうだけど、さすがアメリカ、自宅療養でした。(4歳児と乳児がいて、自宅療養できるわけないですが・・。)

処方してもらった薬は偽膜性胃炎を治すためだけの抗生物質。抗生物質(乳腺炎用)で腸の善玉菌がやられて、腸に感染を起こしたのに、それを直すのがはたまた抗生物質とは。薬会社が大もうけしている国アメリカですな。

ちなみに、この抗生物質、保険がないと

14万円也。

一粒3500円です。


参考までに、後日、ERの請求が来たのですが、4時間滞在で、


15万円也。(ホテルのスイートより高ーーーーーっ!)


保険のない貧乏人は死ぬしかないのか・・・と思うでしょう?

でもここはアメリカ。保険のない貧乏人は・・・

踏み倒す。

保険はあるが、高額に請求された中流階級は・・・

支払えなくなって、破産する。

これがアメリカの医療の実情です。アメリカでは怖くて病気になれないね。

ーーーーーーーーーーーー

あれから10日経ちました・・。

胃腸肛門科にも行き、結局、検便の結果は偽膜性胃炎(毒素A)が陰性で返ってきたのですが、先生によると偽膜性胃炎(毒素B)という10%未満の確立の方だったようです。(毒素Bの検査はしてませんでした。)そもそも抗生物質を飲んで、偽膜性胃炎になる確立が1%、さらに毒素Bになるのが10%・・と、超稀なケースだったみたいです。

今は、すべて通常どおりです。
1週間、離乳食中期の食でしたが、乳製品以外はすべてオッケーです。
(ただ善玉菌がもとに戻るのには1~2ヶ月かかるそうですが。)
ご心配お掛けしました~。
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